福祉の充実
- マコト ナカノ
- 2023年4月3日
- 読了時間: 4分

福祉といえば、高齢者支援、子育て支援、障害者支援、貧困やDV被害の支援、様々あります。どれも大事ですが私が特に着目しているのは、地域包括ケアシステムの更なる向上です。もちろん東大和市でも現在進行形で運用がなされています。
そんな中での私が考える課題は以下です。
人手不足の解消>
地域包括ケアシステムは、医療や介護、福祉など複数の分野が連携して行われるため、多くの人材が必要とされます。しかし、現状では人手不足が深刻な問題となっています。
地域住民への理解・啓発>
地域包括ケアシステムは、地域住民が主体的に関わることで成り立つものです。しかし、地域住民に対する理解や啓発が不十分であることが課題となっています。地域住民が地域包括ケアシステムに参加することで、より良い支援が提供されるようになります。
情報共有の確保>
地域包括ケアシステムは、医療や介護、福祉など複数の分野が連携して行われるため、情報の共有が重要です。しかし、各施設や機関での情報共有の状況に差があるため、情報共有に課題があるとされています。
資金・財政の確保>
地域包括ケアシステムの実現には、多くの費用が必要です。地域包括ケアシステムの継続的な運営には、資金や財政の確保が必要不可欠です。
おそらく現場に従事されている方が、いちばん認識されていると思います。
正直に申し上げますと、私の得意分野ではありませんが、とても身近な分野です。私も祖母が健在で老人ホームでお世話になっています。私の親も、私自身もいつかは直接関わる分野です。改善には現場のよく聞き、把握した上で施策の提言、実行へ移したいと考えています。
DV被害の支援
私が地域活動を始めてすぐに時期に、ある少年に出会いました。少年は、昨日遅い時間まで警察にいたんだ。と父親のDV被害について話をしてくれました。まさかこんな身近に、テレビで見るような事件が起きているとは・・・衝撃を受けたことを今でも覚えています。数は少ないとしても潜在的にDV被害が発生していることは間違いありません。命に関わる問題ですから、未然に防げる環境整備が必要です。
東大和市でも以下の取り組みがあります。
東大和市において、DV被害については以下のような取り組みがあります。
DV相談支援センターの設置>
東大和市では、DV被害に遭った人やその関係者が相談できるDV相談支援センターを設置しています。相談支援員が受付や相談を行い、必要に応じて専門家との連携や施設の紹介などを行っています。
警察との連携>
東大和市では、DV被害に遭った人が警察に相談しやすい環境づくりに力を入れています。警察官による相談や防犯パトロール、DV被害に遭った人への避難支援などを行っています。
女性支援団体との連携>
東大和市では、女性支援団体との連携を強化しています。女性支援団体による相談やカウンセリング、セミナーや講演会の開催などを通じて、DV被害に遭った人やその関係者に向けた支援を行っています。
教育活動の推進>
東大和市では、DVを防止するために、教育活動を積極的に推進しています。小中学校でのDVについての授業や、保護者向けの講演会の開催などを行っています。また、市内の企業や団体に対しても、DV防止に関する研修を提供しています。
男女共同参画社会の実現>
東大和市では、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを進めています。男女平等の意識を高めるための啓発活動や、女性の社会進出を促進するための支援などを行っています。男女平等な社会を実現することで、DV被害の発生を減らすことができると考えられています。
様々な取り組みがなされていますが、私は地域の目が一番の対策だと思います。
DVが起きる前に、地域の人々が兆候を発見し、声を掛ける。DV事件が起きる前になんとかしたいのです。これは希薄化している、ご近所付き合いが鍵を握ります。行政からの積極的な啓蒙活動などのアプローチが地域の目を強化してくれるはずです。女性や子供、高齢者など体力的に弱い立場の人が傷つけられることのない、安心できる街づくりを。皆で推進していきましょう。
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